自分のアタマで「深く考える」技術<小川仁志>
1.基本的な思考パターンをおさえる
・要素を図に書いてビジュアル化
・時間軸を空間軸で表す
・表面的に捉えず,まず疑う→何らかの構造を見出すようにする
・記号化して考える
・自分の無知さに謙虚になる
2.物事を多角的にみる力を養う
・「分析」と「総合」の2つの目で見る
・ゼロサム方式で,何かが減ったことにだけ嘆かない.その一方で増えたものや原因を考える
・一度「他者の視点」でテストしてみること
・西洋型=合理
・東洋型=自然
・イスラム型=規律
3.本質を見抜く力をつける
・先入観を排除する(4つのイドラ)
・「本質を一言でいう」訓練をする
・文脈を押さえる
・媒介項を探す like:ジグソーパズル
・全体のつながりを意識する
・現代のインターネット社会は情報過多
・情熱だけではなく事態の本質を見極める冷静さ大切
4.「いままでにない発想」を生み出す
・行き詰ったら白紙にする
・アナロジー
・一つの完成に甘んじない
・一見余計なものに目を向ける
5.「行き詰まり」を突破する考え方
・「シンキングパートナー」を持つ
・逆転思考をする
・脱構築を行う
・難関は理想に近づくための1step
・理想をもちつつもしっかりと現実を見据えた行動をとり続けることが大切
→常に両者の一致を図ろうとする姿勢
・同じ時間を過ごすなら,アミューズメントの方がいいに決まっている.積極的に関わろう
・そもそも何のためにやっているのかを考える
・成長したいと思うほど進化できる
・役に立つのかどうかを判断基準とする
・とにかく答えが出るまで前に進み続けること
・うまくいかないときは,自然に委ねる